第 13 章 ハンモック動作図鑑
内分泌線ENDO
沈め、ホルモンを落ち着かせる
HPA 軸と循環、ホルモンのリズム
一本指で回転 · 二本指で拡大と移動 · 金色の点をタップでその駅へ
視床下部→下垂体→副腎という三駅が HPA 軸をなし、ストレスのアクセルになる。松果体が担うのは、もう一方の端の「日が暮れた」。第 7 章で一人目の泥棒は二本の手をもつと述べたのは、この線の両端のことだ。
この線はどこを通るか
- 01松果体 メラトニン・「日が暮れた」 ★
- 02視床下部 総指揮
- 03下垂体 伝令
- 04甲状腺 代謝
- 05膵臓 血糖
- 06副腎 コルチゾール(HPA 軸の末端) ★
この線は何をしているか
内分泌の要は、ストレスホルモンのコルチゾールです。HPA 軸(視床下部→下垂体→副腎)という三層の指揮系統から分泌されます。日内リズムがあり、昼は高く、夜に入れば谷底まで下がるはずのものです。
トレーニングの要点
夜のコルチゾールが高いままだと、深い眠りが抑えられます。副交感神経を優位にして HPA の過活動をやわらげ、逆転で静脈とリンパの還流を促し、リズムを谷底へ戻す手助けをします。
さらに深く
コルチゾールとメラトニンは一方が上がれば一方が下がる関係です。長く高いコルチゾールは眠りを乱すだけでなく、修復材料の采配にも影響します。
手がかり
還流が戻らず、朝のほうが寝る前より疲れている
- 午後にふくらはぎと足首が張り、靴がきつくなる
- 朝起きると顔がむくんでいる
- 手足の先が一日じゅう冷たい
- 時間は眠ったのに、起きても「修復された」感じがしない
還流がとどこおると、代謝老廃物はひと晩じゅう組織に残ります——睡眠の時間数はあっても、運び出す仕事が終わっていないのです。
脚を高くして還流を重力にまかせることは、眠る前に配管をひととおり掃除しておくようなもの。きれいになってはじめて、深い眠りのあの数時間が生きてきます。
自分で一度測ってみる
就寝前に脚を壁に立てかけて三分間上げ、ふくらはぎのいちばん太い部分を測る。翌朝、同じ位置をもう一度測る。
ここから先は、本には書けない
この線がゆるむ感覚は、文字ではお渡しできません。
ハンモックに身をあずけて、ご自身で確かめてください。